うつ病や不安障害を投薬治療で解決できない理由
投薬治療で用いる向精神薬は、一時的にセロトニンなどの神経伝達物質をコントロールするのみで、薬の効果がきれてしまうと元の状態にもどってしまいます。そのため、症状を緩和を維持するには向精神薬を飲み続ける必要がありますが「治療薬ではない」ので一生飲み続けても治ることはありません。
サプリメント、漢方薬、フラワーエッセンスなどのレメディーなども同じで世の中に出回っているものは対症療法のものがほとんどです。
根本的な解決を望むなら、処方薬も使用せずに元の健全な状態にしていく必要があります。
ポリヴェーガル理論によるトラウマと精神疾患の考え方
精神疾患とトラウマは密接な関係があります。
様々なトラウマティックな出来事が積み重なっていく(複雑性PTSD)ことで、自律神経の乱れや神経伝達物質の分泌異常が起こり、うつ病など精神疾患へと発展していきます。
世界で受け入れられつつある新自律神経理論のポリヴェーガル理論(日本ではまだあまり知られていない)においては、「交感神経」の優位性が不眠、不安障害、非定型うつ的症状を引き起こし、副交感神経の「背側迷走神経」の優位性が過眠、定型うつ症状を引き起こすと考えています。
交感神経優位 | 副交感神経優位 (背側迷走神経優位) |
|
トラウマティックな症状 |
PTSD |
解離性障害 定型うつ 睡眠障害(過眠) |
神経伝達物質濃度 | ノルアドレナリン増加 | セロトニン・ ノルアドレナリン減少 |
処方される薬 | 抗不安薬・睡眠薬 | 抗うつ薬 |
精神疾患の解決法
トラウマティックな症状を解消していくには、パニック障害などでは「交感神経を鎮めること」が、定型うつでは「背側迷走神経を鎮めること」が解決策となります。
当「Holitic Healing」が即効性があるのは、これらの自律神経の乱れを正常化させる効果が非常に高いためと考えています。
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