気分障害・・・双極性Ⅰ・Ⅱ型障害(躁うつ病)

トラウマ

双極性Ⅰ・Ⅱ型障害(躁うつ病)とは


うつ病は、一定の鬱状態が続く単極性に対し、双極性障害は鬱と躁状態が周期的に繰り返す精神障害で かつては「躁うつ病」あるいは「双極性感情障害、双極症」とも呼ばれていました。
ジークムント・フロイトによって、うつ病は神経症、躁うつ病、統合失調症は精神病に分けられ全く異なるカテゴリに分類されていました。精神病は先天的といわれうつ病とは全く異なる症状と扱われていたものが、現在はうつ病とともにDSM上で「気分障害」に分類されてグレーゾーン化、気分の状態による障害として扱われています。

双極性障害はⅠ型とⅡ型の2つのタイプがあり、違いは、躁状態の程度に違いがあります。

双極性障害の定義

・Ⅰ型は、躁状態とうつ状態を繰り返す。・・・古くから見られる躁うつ病
・Ⅱ型は、軽躁状態とうつ状態を繰り返す ・・・新しい診断名(長期投薬でつけられることが多い)

双極性Ⅰ型障害は、躁とうつとがはっきり現れるので、診断がつきやすい病気と言われています。
1998年のうつ病キャンペーンの始まり以前の躁うつ病は双極Ⅰ型に該当し、極めて稀な症状で、診断で躁うつとされることはほとんどなかったと聞きます。(5万人に1人程度とも)
診断基準が変わり、双極性Ⅱ型の診断が追加されて以降、 双極性障害や気分変調症と診断される患者が2011年以降急増している傾向にあります。

この背景には、2011年から始まった「双極性キャンペーン」が影響しています。
うつ病は、1998年に抗うつ薬のSSRIの販売拡大目的のため、製薬会社、メディアが主体となり
「うつ病はセロトニン減少で起こる」
「うつ病になったらすぐ病院に」
「うつ病は薬で治る!」
の啓蒙活動によって認知されるようになりましたが(うつ病キャンペーン)、実際のところ治療どころではなく薬害(医原病)によって症状を悪化させていく患者も増えていきました。
また、日本イーライリリー社は、統合失調症薬オランザビン「商品名:ジプレキサ」を双極性障害にも拡大適用を検討し、他の製薬会社もそれに追従する形で販売拡大戦略を行っていました。
2000年~2010年まで双極性障害という診断はほとんど聞きなれない症状でしたが、2010年あたりから、「うつ病が治らないのは実は双極性障害だった」とメディアで報道されるようになり、次第に双極性障害者数が増加。今では比較的よく目にする診断名になっています。
そのため、うつ病が向精神薬で治らないのは、実は双極性障害であるからだと誤魔化すためのキャンペーンであるとも考えられています。 実際に、うつ病の長期投薬治療を受けた人の多くは双極性2型と診断されていく患者がブロガーなどをみても多くみかけます。

いまや健常者でも精神科へ通院するとうつ病→双極性2型へと診断される時代

精神科卒業までの道のり記録
雅子さんのブログです。最近の記事は「猫ファミリー(画像あり)」です。

(年/千人)

  2005年 2008年 2011年 2014年
うつ病 586 689 683 668
双極性障害 89 116 118 214

wikiより転載

2003年から2004年にかけて、グラクソ・スミスクライン社が抗うつ薬パキシルが子供で自殺リスクを高めるという研究を隠ぺいしていたことが話題になると、双極性障害の喧伝に切り替わっていった。うつ病には誤診されている双極性障害があるというような。イーライリリー社が、抗精神病薬のオランザピン(ジプレキサ)の適用を双極性障害へと広げようとし2004年に認可された。


本来の双極性障害とは?

では、本来の躁うつ病とはどういうものか?
精神科は今日も、やりたい放題 内海聡著」より抜粋

本来の躁鬱病

①薬を飲んでいないまっさらな状態で
②躁のときには暴れたり、誇大妄想があったり裸で踊ったり
③周囲が対処しきれない状態であったり
④かと思えば、気分が落ち込むと動くことができず、食えず、外に出ず
⑤そのときはイライラもせず、自殺さえ考えない
ということを自然に繰り返す

傍から見ても明らかに、躁と鬱がはっきりと分かるもので、双極性障害と診断される患者のうち、ほとんどは薬の作用によるもので、純粋な躁鬱病患者は5%もいないのではないかという見方があります。

症状

うつと躁の特徴

双極性障害は、精神障害の中で最も自殺リスクが高く、20年後の自殺率は6%以上で生涯では10%以上、自傷は30-40%のケースで起こっているといわれています。

「うつ状態」のときはうつ病の人と症状は同じで、気分が落ち込んだ状態ですが、
「躁状態」のときは
 ・誇大妄想
 ・長時間しゃべりまくる
 ・睡眠をとらず極端に短い睡眠でも十分寝たと感じる
 ・高い買い物を衝動買いする
 ・海外に旅行にでかける
 ・ちょっとしたことで激しく怒る
とハイテンションになり、自覚がないまま周囲に迷惑をかけることがあります。
そのため、躁からうつになった時に、起こしたトラブル、失ったものに気づき、罪悪感などの大きなストレスが一気に襲いかかるため、最悪自殺などへと繋がる可能性が高いと考えられています。

躁状態の時の行動が日常生活や人間関係に大きな影響を及ぼし、入院が必要になる程度のものである場合は双極性Ⅰ型、行き過ぎた行動を取るものの入院を必要とするほどではない「軽躁状態」を伴うものは双極性Ⅱ型と診断されます。

双極性Ⅰ型・・・躁状態とうつ状態を繰り返す

激しい躁状態がみられることからうつ病と識別しやすいタイプです。
周囲の人に高圧的な態度をとったり、高額の買い物により借金を抱えたりして、仕事を失う、家庭が崩壊するといった社会的な問題が起きやすくなります。

双極性Ⅱ型・・・軽躁状態とうつ状態を繰り返す(うつ病と識別しにくい)

従来のⅠ型から追加されたものがⅡ型になります。
躁状態がI型のようにはっきりとは現れず、躁状態のときは「軽躁状態」と表現されています。
しかし、定型うつ病でも、初期の落ち込みからある程度回復したり、ストレスの負荷状態によっては気分の変調があるため、問診のみで、はっきりとうつ病と見極めることは困難と思われます。

特徴

1.非定型うつ病的な症状が多くみられる。摂食障害、全般性不安障害、アルコール依存、パニック障害、強迫性障害、ADHDなど
2.境界性パーソナリティー、自己愛タイプに多い。
3.頭痛、肩こり、耳鳴りなど身体的症状が現れる。

なりやすい人

一般的には、社交的で明るく、気配りができる「循環気質」の人が、双極性障害になりやすいと言われています。
本来の躁鬱病(双極性Ⅰ型障害)の人は、心の問題というよりも、生物学や神経学的な問題が大きく、脳と体が異常な状態にあります。
しかし、うつ病から、あるいはただの過労、適応障害といった何でもない人が向精神薬の不適切な処方による医原病で増加していることも事実で、その識別は困難なものとなっています。
双極性Ⅱ型と鬱病者とのMRI写真では脳に大差はないことが確認されており、現在の多くの双極性障害の方も育成時のトラウマがかかわっているものと思われます。
双極性障害と診断されると、処方量が増え薬剤費用がかかるだけでなく、精神状態がさらに悪化し入院や自殺率も高くなり、減薬することも困難になってきます。
騙されないように気を付けることも肝要です。

精神医療での治療法と問題点

双極性障害と診断されると、抗うつ薬、抗不安薬、抗精神薬以外に気分安定薬(ムードスタビライザー)を主体として処方されます。そのため、うつ病のときよりも処方される薬の量も多種多剤になるため、薬害の影響も深刻になっていきます。

wikiより

日本のうつ病学会によるガイドラインによれば、リチウム、抗てんかん薬、抗精神病薬のうち1剤によるものである。投薬は、危険性/利益の比率に基づいて考慮する必要があるが、日本のうつ病学会によるガイドラインは、2剤併用時の有効性についての少ない証拠も提示しているが、副作用発現率にまでは触れていない。

こういった基本事項を理解せず、どんどん薬を増やす医師が存在するため注意喚起がなされている。

かといって、双極性障害の場合、うつ病と比較すると服用する薬の種類や量も増えるため、急に断薬すると、離脱症状のため症状が急変して病院へ搬送される危険性もあります。
また、減薬することも難しく、医師も減薬方法を知らない場合も多いのでそうならないためにも、服薬は最低限に控えておくといった心構えをしておくといいでしょう。

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