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月経前症候群(PMS)/月経前不快気分障害(PMDD)とは
女性の生理3~14日前に精神的に不安定になりますが、この精神症状を月経前症候群(PMS:PreMenstrual Syndrome)といいます。
月経前不快気分症(PMDD:Premenstrual Dysphoric Disorder)とはPMSの症状が重いもので、イライラ、変わりやすい気分、不安といった精神症状、また睡眠や食欲に変化があり日常生活に大きな影響を及ぼす精神障害です。
発症
月経のある女性の50~70%がPMS症状に苦しみ、約5%の方がPMDD症状で悩んでいるといわれています。
PMDDは、PMSと同様に生理3~14日前に症状が現れ、生理がくると数日で治まるのが特徴です。
症状
PMDDは精神症状が非常に強く出現し、生理前になると攻撃的、暴力的、あるいは自殺願望や自傷行為を引き起こしてしまうことがあります。家庭不和や離婚に発展するケースもあり、同じ女性同士でも理解されにくいほど重篤な場合があります。
3-1.身体の不調
- 乳房が張る、痛い
- 下腹部や腰が痛い
- 頭痛
- のぼせる
- むくみやすくなる
- すぐ眠くなる、倦怠感がある
- ニキビが出る
- 食欲増進 など
3-2.精神の不調-
- 悲しみ、絶望感、時に自殺念慮
- 緊張感、不安感
- パニック発作
- 焦燥感、動揺、涙もろくなる
- イライラ、怒り、対人的衝突
- 集中力低下
- 疲労感
- 過眠または不眠
- 自分を制御できない感じ
なりやすい人
ストレスをためうつ病になりやすいといわれる、真面目、大人しい、几帳面といった性格に当てはまるケースが多い傾向にあるようです。機能不全家庭環境により受けたトラウマが強いほど、PMDDによる症状の苦痛とも深い関係がみられます。
精神医療での治療法
一般的にはSSRIが用いられていますが、一時的に症状を抑える薬でPMDDを改善させる効果はありません。
うつ病者以外の人が使うと、セロトニン濃度が高まり、セロトニン症候群、アクチベーションシンドロームなどの副作用がでて、攻撃性、自傷行為を高めて逆効果になる可能性が高くなります。
また、長期服用による離脱症候群(禁断症状)により鬱的症状で悪化し薬が手放すことが困難になる場合があるので注意が必要です。
PMDDの改善には
PMDDはストレスにより自律神経が乱れ、女性ホルモンであるプロゲステロンの分泌過不足によるものと考えられています。
また、女性の場合は食生活や生理の出血などに伴い、鉄分不足(貯蔵鉄フェリチン)が不足がちで鉄分不足により精神状態が悪化しやすいため、鉄分補給とその吸収を補うビタミンC補給にもきをつけるといいでしょう。
また、自律神経とも深い関わりがあるため、サプリメントや自律神経を整えていくことで症状を改善していくことが健全です。
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