はじめに
自律神経は、ストレス、環境だけではなく、
口に含む食べ物、飲みものによっても影響をうけます。
今回は、自律神経に好ましい飲み物について取り上げます。
自律神経によい朝の飲み物
水
朝の目覚めには、「コップ1杯の水」が体内時計をリセットし、腸の蠕動運動を活性化し副交感神経を高めてくれます。起きたら、まずは水をのみましょう。
ホットコーヒー
自律神経によい朝の飲み物が「ホットコーヒー」。
かつて、コーヒーは体に毒だと言われていましたが、
今日では様々な効用で見直されてきているようです。
コーヒーに含まれるカフェインは、
交感神経を活性化し、
朝の眠気を覚まし気分をすっきりとさせてくれます。
適度な交感神経の高まりはストレス解消にも効果的で、
気分が落ち込んだ時の気づけ薬にもなります。
コーヒーの効用は、さらに、下記のような効果も確認されています。
コーヒーの効用
・抹消血管を拡張させる作用(血流促進)
・クロロゲン酸による抗酸化作用(アンチエイジング)
・大腸の蠕動運動促進(便秘解消)
・腸内環境改善(脳活性化、ダイエットにも)
・腸内のセロトニン、ドーパミンの分泌を促進する。
さらに、ハーバード大学の研究結果において、コーヒーはうつを低減させ、
1日2~4杯のコーヒーを飲む人は、自殺リスクが半減するといった結果もでているようです。
逆に、1日8~9杯飲む人は自殺リスクを増加させてしまうという結果もでています。
カフェインの摂りすぎは、自律神経のバランスを崩してしまうので、
だいたい1日2~4杯程度が適度な量と言われています。
また、14時以降にカフェインを摂ると、
睡眠の妨げになるとも言われているので、
夜眠りにくいという方は
14時以降のカフェインは控える
ほうがよさそうです。
飲むときも、腸を温める「ホット」のほうがおすすめです。
シリコンバレー式完全無欠のバターコーヒー
糖質制限、ダイエットには「シリコンバレー式完全無欠のバターコーヒー」もお勧めです。
※カフェインを摂りすぎてイライラする場合は、「Holistic Healing」で解消します。
自律神経によい夜の飲み物
アルコール
お酒もコーヒーと同じく、いい印象がもたれない飲み物です。
お酒も最古の記録では、
紀元前4000年前からメソポタミアでビールがすでに開発されており、
お酒は世界共通で古くから愛飲されてきました。
日本でも、
「酒は百薬の長」
のことわざにあるように、
適量の酒はどんな良薬よりも効果があるという意味でお酒が賛美されてきました。
お酒の飲みすぎは、交感神経を高めて感覚を麻痺させ、自律神経を乱れさせてしまいます。
また、利尿効果が高まりトイレが近くなり脱水症状を招きやすく、血液の水分も減ってドロドロ血になりやすくもなります。
また、糖尿病、アルコール中毒などの害にもなりやすくもあります。
一方で、適度な量のお酒は、気分をリラックスし副交感神経を優位にしてくれます。
お酒1杯に対して水コップ1杯以上の比率で飲むことで、脱水症状を防ぎ好ましい状態に保つことができます。
ただし、寝る直前のお酒は、睡眠を妨げるので、夕食時に摂るといいでしょう。
ノンカフェイン飲料
夜のカフェイン入り飲料は、覚醒状態を高めて睡眠の妨げになります。
夜中は、ノンカフェイン入りの飲み物がおすすめです。
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