20.うつ病が治ると体質が変化する!? うつ病復帰後も油断は禁物

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長いうつ病期間を克服すると特殊人間になれる

人の感情は自律神経が関係している・・。
今では神経伝達物質云々とか言われていますが、
そう私らの世代の頃はそう教えられてきました。
中学の頃は昼休みに自律訓練法をやらされた記憶があります。
その頃はまだ私も健康であったし、学校でのストレスもそれほどなかったので
自律訓練などやってもやらなくてもあんまり変わりありませんでした。

自律神経って、感情に影響しているのかどうかあんまり考えていませんでしたが、
長いうつ病経験に浸っていた時期と治った時期を比較すると、
かなり影響しているんだなーと感じます。
自律神経は生活習慣リズム、健康、メンタルに影響します。
うつ病から回復した後は、体内感受性が敏感になったのか、
けっこう敏感になりましたね。

そして、
脳から出てくる神経伝達物質状態なども分かってきます。
外にでて青空をみたり、
有酸素運動をするとセロトニンがバーとでてくるのを感じます。
何をすれば、セロトニンがでてくるか、GABAがでているのか・・
これは効果がある方法だ・・
とデータをとらなくても体感でわかってくるんです。
こんなこと、発症前は何も感じなかったんですが。

20年間もの間、ピッコロの重い鎧のようなものを背負って修行を積んでいたようなもんですからね。
うつ病期間を乗り越えたら、さすが普通の人ではなくなりますよ。
PTG(Post Traumatic Growth)というものですか。
減薬を乗り越えた人なども、精神的に強くなっている人が多いですね。
PTSDになるかPTGになるかは、本人の努力しだいでしょう。
普通の幸せな生活を送っている人にはない、インスピレーション、鋭い感性、特殊能力が身についてきます。

向精神薬に頼ってしまうと、反対に脳が破壊されすべて台無しになるので気をつけてください。

うつ病が治ると体質が変化する。

体内感受性もそうですが、体質も変化します。

一つは皮膚の状態。
うつ病になってから、冬は乾燥肌がひどくなり肌はかさかさ状態でした。
靴下のゴムの当たる場所は、靴下を脱いだ後は白い粉がパラパラとふき、
皮膚やけのようなものもあって痛かったですね。
副交感神経が優位になりすぎると、肌質が乾燥肌になるようです。
今は、冬でもそのようなこともなく、つるつる潤いもでてきています。
顔色もよくなって、どんどん若返ってきている感じがします。
アンチエイジングとして自律神経を整えるのに大切ですね。

そして、お腹の調子。
子供のころから、お腹が弱くほとんど下痢気味だったのですが、うつ病になってからはひどかったです。数日便秘の後は便が襲ってくるのですが、出るときは1日5回くらい小分けにくるので何度も何度もトイレにいっていました。
最後の方はお尻が痛いし、痔になることもあってトイレにいくのも苦痛でした。
ほんのちょっとの微量の液体量でも、ものすごくいきたくなるのはなんなんでしょうね。

うつ病が治ってからは、食生活もきちんと整えると毎朝1回で済むようになりました。
うつ病にかかりやすい人、HSP気質の人はIBS(過敏性腸症候群)を持っている人が多いといいますが、自律神経が深く関係してますね。
自律神経を整えることと、食生活をきちんとし腸内環境を整えること。
これだけで、便通改善につながり体質がけっこうかわります。

うつ病が治っても油断禁物

ただプラスばかりではありません。
ちょっと太りやすくなったという点があります。
年齢的に代謝も落ちてきてるのもありますが、少し食べるだけで太りますね。
油断してしまい、治ってから10㎏太りました。
食事には注意しないといけません。
逆に、非定型の人は交感神経が下がるので、痩せやすくなるかもしれません。

あとは、カフェインに弱くなったこと。
うつ病のときは1日5本の缶コーヒーは飲んでいましたが、今は飲みすぎるとイライラしてだめですね。
どうも、副交感神経(背側迷走神経)とカフェインの過敏性がかかわっているのかもしれません。

背側迷走神経の作動は、トラウマでひきおこされるものですが、刺激の過敏さを鈍化し鎮静化する防衛反応でもあり、カフェインなどの刺激も鈍化しているのかもしれません。
コーヒーのイライラも、Holistic Heaingで解消できるのですが、最近はアルコールを軽くのんで解消できることを発見しそちらで対処しています。

カフェインは、ノルアドレナリンを抑制するアデノシンの働きをおさえることでノルアドレナリンの分泌を促すので交感神経がたかぶります。
ノルアドレナリンを抑制するには、抗不安薬のベンゾ系もありますが向精神薬は危険。
それよりも、少量のアルコールのほうがいいようです。
飲むときは飲みすぎず、夕食時に同量の水といっしょにのむといいです。
焼酎かワインを飲むと糖質制限にもなります。
あるいは、大豆、玄米を摂ってギャバを増やすのも有効かもしれません。

また、音楽も自律神経に影響します。
体調がよくなると、音楽に反応しそれだけでセロトニン、ドーパミンのようなものがでてくる感覚を感じます。音楽がこれほど自律神経に影響するものかと驚きました。

味覚、聴覚、視覚、触覚、嗅覚すべてが自律神経に影響しているんです。

年齢をとると食生活、生活習慣に気をつけるべし

うつ病発症は、大きなショックで背側迷走神経が作動することでおこります。
そして、
背側迷走神経の作動のロック解除方法がわかれば実はあっさり治る
もんなんです。

ただし、「治ったど~」といっても油断は禁物・・。
うつ病期間中は運動不足、学習不足、生活習慣の乱れなどで、
脳や体のあちこちはボロボロです。

コルチゾールで脳細胞は減少し完全復帰までにも脳、体のリハビリトレーニング、生活習慣の改善に取り組んでいく必要があります。その点の注意点について、私の経験も踏まえて何点かあげていきます。

体力がない時点でいきなり激しい運動は避ける ~負担の軽いものから運動を~

うつ病が治ると、体が軽くなり運動したくなるかもしれません。
こんなに身体を動かすことが気持ちいいなんて感激したものです。
私は嬉しくなって真っ先に取り組んだのが運動でした。
朝6時に起きたら顔をバシバシ叩いて気合を入れ、全力疾走50mを数回繰り返す。
これも、情報商材に書いてあったものを実践してやっておりました。

しかし、朝起きて全力疾走などの激しい運動は危険なのでやめたほうがいいです。
起きたばかりの状態は、血管が収縮しているので、
いきなり激しい運動をすると、心筋梗塞を起こす可能性があるからです。
心筋梗塞ほどまではいかなくとも、一度、息苦しくなって倒れそうになったことがあります。
それから朝の激しい運動はやめました。
朝は軽く散歩か、瞑想、マインドフルネス、脳トレなどのほうがよいです。

体力のないうちから、いきなり激しい運動は避け、軽い散歩からジョギング、
強度の運動へ切り替えていくほうが体に負担が少ないです。

重たいものをもっても心臓に負担がかかり血圧が上昇します。
一度それで数日間動悸がしたこともあります。
なんでも、とっかかりは軽度の取り組みから始めるのがおすすめです。

頭を鍛えれば復活する ~学習しよう〜

脳の働きは年齢とともに衰える・・。
よく、そう言われてきましたが近年の研究では衰えを防ぐこともできるようです。
うつ病になると、頭はボーとして記憶力は落ち学習効率も低下します。
私も仕事でプログラミングが必要になったこともあり独習していたのですが、
記憶力の低下であんまり身につきませんでしたね。

それに、今では1日1ブログ書ける状態ではありますが、
復帰直後は1記事書くのにも実は3日はかかっていたんです。
しかし、脳トレ、運動、毎日ブログを書く日課をやっていくことで、だんだん記憶力、頭の回転力も戻ってきて頭のキレも蘇ってきました。うつ病者は早期認知症になりやすいとも言われているので、ブログを書く、趣味をもつ、プログラミングを覚えるなどするといいですね。

副交感神経を高める日課をもつ ~更年期障害予防~

さらに、年齢を重ねてくるとやっかいなのが更年期障害
更年期障害も自律神経の乱れが関係しています。
年齢とともに交感神経が高まりやすくなるので、
自己抑制も若いときに比べると、感情コントロールがききにくくなるのも無理はありません。
メンタル、自意識が整ってからは副交感神経(腹側迷走神経 社交友好モード)を高める取り組みをしています。

とにかく手軽にでき日課にしたいのが、毎日水を飲むこと
水を飲むと腸の蠕動運動が刺激され、腸の働きが高まり副交感神経が高まります。
特に夏場は、水分の影響が強くでるようになり、夜中に脱水状態になると精神状態と体調が乱れやすくなります。こまめに水分を補給し2Lは飲んだほうがいいですね。

食生活に気をつける ~糖質の摂りすぎに注意~

あとは食事面も年齢とともに代謝が落ちてくるので、食事の質、量に気をつけていく必要があります。
年齢が高くなってくると気をつけたいのが肥満、糖尿病
これらに直結してくると言われているのが、「炭水化物(糖質)」です。

長い間眠気覚ましに缶コーヒーもよく飲んでいたのですが、
缶コーヒーには砂糖がかなり含まれていると知り缶コーヒーは止めました。
そこで、フルーツジュース、紅茶のペットボトルに切り替えたもののこちらも砂糖がいっぱい。
カルピス、乳酸菌飲料、「いろはす」の桃味は大丈夫だろうと思っていたのですがこれも砂糖が使われてるんですね。

もうすべてオリゴ糖に切り替え、極力砂糖は摂らないようにしています。
「向精神薬」といい、身近なところに危険が潜んでいるんです。
結構食品類は無知であるとけっこう怖い目にあいます。
(精神医療の実体を知ると、危険察知力感度も鋭くなります。)
幸い、血糖値は問題ないですが、過去の蓄積値が影響してくるので、年齢を重ねたら食品類に注意が必要です。
まずは、スタートとしてご飯、パンなど主食の量も少なくし、砂糖を摂らない取り組みからしていくといいかと思います。

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