17.簡単ではない！向精神薬（睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬、抗精神薬）の断薬・減薬をするとどうなる?

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ベンゾの断薬取り組み者
双極性障害の断薬
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ベンゾの断薬取り組み者

断薬は離脱症状が出てとてもつらい。
よく断薬でみかけるのが、主に睡眠薬と抗不安薬のベンゾジアゼピン系薬。
私も以前、20年近く抗不安薬，抗うつ薬を服用していた方をみたことがあります。
長期でこれだけ服用していると、さすが身体が動かないよう。

しかし、ある方は減薬する気がない方も。
薬を減らさないと意味ないことを伝えると、
「薬を減らすのが不安で・・」
というので返金して中止することにしました。
一気断薬し、緊急入院したことがあったようで、その恐怖から抗不安薬が手放せなくなったようです。
ベンゾを長期服用している人は、不安も強いのか依存心も強いよう。
ベンゾ系の断薬はけっこうやっかいであることがよく知られています。

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よく、「ベンゾは危険！」と言われるようになりましたが、
もちろん、他の抗うつ薬、抗精神薬、発達障害薬
といった精神科で処方される薬も減薬、断薬時は危険性があります。

双極性障害の断薬

ベンゾ減薬者は多いのに、そういえば統合失調や双極性障害の断薬者はあまり見ないように思います。
双極性障害と診断されると、断薬するのも容易ではないようです。
抗うつ、抗精神薬や抗不安薬、気分安定薬のオンパレードですし。
離脱症状きたら1種類だけでも大変ですものね。

この雅予さんという方、
双極性と診断されてから断薬成功された方の一人ですが、
けっこうすさまじい。

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「気分の薬、気分安定薬の減薬断薬はベンゾジアゼピンの比ではなく難しい！！」

双極性、統合失調症の人は関わったことないですが、働いている状態だと、
断薬・減薬実践は難しそうです。
減薬で、こんなにリスカや自殺念慮が出てると仕事になりませんから。
諦めという境地の人がほとんどなのでしょう。
気分安定薬は取り扱いが難しいので、自分で減薬も難しいのかもしれません。

雅子さんは元は健常者で精神疾患者ではないようですが、
薬で双極性障害にまでされてしまう。
薬でそうなっていく人、かなり多いように感じます。
健常者でも精神疾患以上の精神不安定状態にさせてしまう向精神薬。
ほんと、危険です。

医原病＝健常者＋薬物
医原病＝精神疾患＋薬物

両方「医原病」であっても、中身が違います。
断薬後調子が回復する人、しない人がいます。
断薬後何もなかったように回復する人は、
雅予さんのような精神疾患者ではなかった人なのではないだろか。
本当の精神疾患は、ただ普通に断薬しても元に戻る気がしないと思います。