精神医療の闇05 ~自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)とその歴史~

精神医療
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ASD(自閉症スペクトラム)の特徴

ASD(自閉症スペクトラム症)は、ADHD、学習障害(LD)とともに「発達障害」として日本でも2005年頃あたりから精神科セカンドオピニョン(笠陽一郎氏、内海聡氏)による組織団体によって広められた症状です。
教科書的には下記の4つの特徴を兼ね備えた症状が記載されています。


1.言語発達、コミュニケーション障害(無関心、対人関係の不器用)
2.社会性の障害(友人をつくれず、遊びが苦手)
3.同一性保持行動(儀式化され常同化した行動を変えることへの抵抗)
4.知的障害を合併する

すべての条件が当てはまればカナー型、
2,3があてはまればアスペルガー型とされています。
参考:「精神科医はやりたい放題 内海聡著」

自閉症スペクトラムの歴史

自閉症スペクトラムの概念は、2013年のDSM-5に取り入れられたもので、それまで自閉症はカナー症候群とアスペルガー症候群に分けられ、別々なものと考えられていたものをスペクトラム化(連続化)して表したものです。

カナー症候群の発見(1943年)

1943年オーストラリア系アメリカ人の児童精神科医レオ・カナー氏が「情緒的交流の自閉症的障害」、つまり、早期発症型の統合失調症として「自閉症」を提唱したのが自閉症の歴史のはじまりです。
カナー氏は、「聡明な容貌・常同行動・高い記憶力・機械操作の愛好」などの特異な症状をもつ子供の11例を報告し、統合失調の陰性症状のようなものが早期に発現したものを「自閉症」と考えました。
カナー氏は、自閉症の原因は後天的なものでなく、「親の愛情不足による心因性による症状」と考えます。
そして、自閉症児の母親を「冷蔵庫マザー」と呼び、愛情を持って育てれば治ると考えていました。 
カナー氏の説いた自閉症タイプは「カナー症候群」と呼ばれます。

カナーの自閉症は、
○対人相互反応の障害
○意志伝達の著しい異常またはその発達の障害
○活動と興味の発達の著しい限局
を特徴とし、大多数が知的障害があったため、カナーの自閉症は知的障害があるのが特徴です。

アスペルガー症候群の発見(1944年)

レオ・カナー氏が「早期幼児自閉症」を報告した、ほぼ同時期の1944年、ウィーン大学病院で小児科医として働いていたハンス・アスペルガー氏は、ドイツとオーストリアの合併による「ナチスの優性政策や安楽死に関わる問題」(優性学の考えに基づき、障害児は安楽死にすること)に配慮する形で「自閉性精神病質」を発表します。
(まだこの頃は「アスペルガー症候群」として広まっていません。)
アスペルガー氏は、これらの子供達を、自閉的精神病質(オーティスティッシェプシコパーテン)と呼び、社会的に問題を起こすも知的には優れた精神病質であって精神病ではないこと、こだわりを生かせて有能さを発揮できれば就労可能であることを強調しています。
また、現代では一般に「アスペルガー症候群」は知的障害を伴わない自閉症と捉えられていますが、アスペルガー氏は知的障害については言及していません。これは、後にアスペルガー症候群を広めたローナ―・ウィング女史の解釈によるものです)
アスペルガー氏の関わった子供の自閉症の特徴として、あたかもロボットのような動きをする特徴がみられます。
しかし、自閉症を提唱したカナーはユダヤ人で、ナチスに母と同胞を殺された経緯もあり、ナチス側のアスペルガー氏に嫌悪感を抱いていたことや、戦後、米英の研究者達はアスペルガー氏の論文を無視していたこともあり、戦後世間で知られることはありませんでした。

カナー型;知的障害がある
アスペルガー型:知的障害はないが、ロボットのような動きをする。突出能力がある。

カナー型、冷凍庫マザー理論の広がり(1950年~1960年)

シカゴ大学のブルーノ・ベッテルハイム氏は、カナーの唱えた「冷凍庫マザー」理論を広め、1950年~60年代に自閉症は親の愛情不足であると主張し、自閉症児の母親たちは「冷蔵庫マザー」のレッテルを貼られ、社会的な非難、自責の念、罪悪感に悩まされることになります。
イギリスの精神科医であり、自閉症の娘を持つローナ―・ウィング女史は1944年に書かれたアスペルガーの書いた論文「自閉性精神病質」を発見します。
ウィング女史はこの論文を元にして「アスペルガー症候群」として提唱し自閉症は先天的なものであって、親の育成歴によらないものであることを主張し世に広めていくことになります。
「アスペルガー症候群」がウィング女史によって認知されるようになると、1960年代、カナー型とアスペルガー型の両方の研究が日本で検討され、比較論争が始まります。

アスペルガー症候群の広がり(1980年~)

アスペルガー氏が亡くなった翌年の1981年、ローナ・ウイング女史が「アスペルガー症候群」を大きく取り上げてから認知されていくようになります。
しかし、それとは裏腹に、ウィング女史によって広められた「アスペルガー症候群」はアスペルガー氏の提唱したものとは別物に変貌していくことになるのでした。
この差し替えられた「アスペルガー症候群」は後にDSMへ盛り込まれ、さらにカナー型とスペクトラム化されて「ASD(自閉症スペクトラム症)」がつくられました。

アスペルガー症候群の分類化

ウィング女史は、アスペルガー症候群は質的要素として孤立型、受動型、積極奇異型といった3つの分類をつくりあげました。(大仰型、尊大型といったものがありますが、それは後に他者によってつくられたもの)
本来なら「自閉」という言葉は孤立型をイメージしますが、受動型、積極奇異型といった分類をつくってしまったため、「自閉症ではなくなった」と指摘する学者も多いようです。
ウィング女史はこれらの徴候さえあれば、知的レベルや発症年齢も問わないとした為、自閉症該当率は4倍強まで増える結果を招くことになります。

アスペルガー症候群の質的分類化

対人的無関心=孤立型
無表情で人に対しての関心がなく、呼んでも返事はなく、すれ違っても反応もなく他の人が見えてないかのような行動をする。

受動的な交流=受動型
最も少なく、最も問題行動が少ないタイプです。自分から周りと関わろうとはしないのですが、他の人が関わってきた場合は嫌がらない。

積極奇異型
周りの人と積極的に関わろうとはするのですが、自分本位に接し一方的な会話を延々とするので周りから引かれてしまう事も多い。

見直されるハンス・アスペルガー評価

障害児を「劣等種」として殺害するナチスの「安楽死作戦」から子どもたちを守った、ともされてきたハンス・アスペルガー氏・・。
ところが近年の調査で、障害のある子どもたちを薬物などで殺害するまさにその現場となった児童養護施設に、たくさんの子どもを送り込む診断も担っていた事実が明らかになりました。。そして彼自身が、いち早く党員になった恩師の薫陶もあってか、ナチスの優生思想に感銘すら受けていたこともわかってきたというのです。

H・アスペルガー医師、ナチスに「積極的に協力」か 研究
【4月20日 AFP】アスペルガー症候群の研究で知られるオーストリア人小児科医のハンス・アスペルガー(Hans Asperger)医師が、ナチス・ドイツ(Nazi)の安楽死プログラムに「積極的に協力」していたことが明らかになったとする研究論文が19日、発表された。

さらに歪曲されていく発達障害

発達障害もうつ病同様に、日本でも認知が広まるとともに急増。
誰でも当てはまるようなチェックを行うことで、生きにくさの原因や年金目当てで「発達障害」あるいは「グレーゾーンアスペルガー」として、そこに自分の弱さの原因を求める人が多くなってきています。
本来の自閉症は先天的に社交性が低く、講演などできないくらい症状の重いレベル(作業所で働いているレベル)のもので、発達障害当事者と称して講演する人や、当事者会を結成しコミュニケーションを取り合うといった不可思議な光景もみられるようになりました。
その結果、向精神薬と同様の作用をもつ発達障害薬が広く処方されるようになり、その結果奇行行為、高血圧を引き起こす薬害被害も増加しています。

私も最初自分は発達障害と思った時期がありました。
しかし、病院で本当にロボットのような動きや話し方をする人が実際にいるのを見て発達障害ではないと思いました。
うつ病でもそうですが動画で配信されているものは参考になりませんね。

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